2025.02.03
ダイナモライトとオートライトの違い
薄暗い早朝や夕方、夜間に自転車を利用する際に必要なライト。
ライトが装備されている自転車には、
【ダイナモライト】か【オートライト】のいずれかが、ほとんど装備されています。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか?
◎ダイナモライト
昔からある一般的な自転車のライトで、
タイヤに擦り付けられた発電機のローラー部が回転して、ライトを点灯する仕組みになっています。
ライトを点灯するためには、停車時に手で、ON/OFF操作する必要があります。
走りながらの足での操作は、大変危険です。
それは回転している車輪に足が巻き込まれることがあるので、足が巻き込まれてしまうと怪我につながってしまいます。
また前輪がロック状態になり前転などの大事故につながりますので、足での操作は絶対に止めましょう。
発電機は、消耗部品のため長く使用していると、照度が落てきます。
発電機自体を交換することをおすすめします。
ダイナモの交換は、ねじ1本で固定されているため交換は、比較的に簡単です。
ちなみにダイナモライトはタイヤの摩擦で抵抗発生するので、走りが重くなる特徴があります。
◎オートライト(ハブダイナモライト)
1990年ごろ登場したオートライトは、周囲の明るさに応じて自動的に点灯消灯を行うライトです。
構造は車輪のハブからコードでつながったライト本体で発光します。
ライトの点灯・消灯を光センサーで行っています。
暗くなったら意識しなくても点灯するので点灯忘れの心配もありません。
薄暗いトンネルでもセンサーが反応して、自動で点灯してくれます。
オートライトは車輪の回転運動で発電しているため点灯しても走りが重くなりません。
◎オートライトのライトヘッドは、おおむね3種類あります。
1️⃣フロントホーク取付タイプ
2️⃣ カゴ下取付タイプ
3️⃣ ハンドルに取付タイプ
◇ ダイナモライトとオートライトを比べてみると
◎ダイナモライト
・点灯、消灯を手動でおこなう必要がある。
・価格は、おおよそ2000円くらいで購入できます。
・どうしても発電機ローラーとタイヤとの摩擦が発生するので、
走りが重くなりがちです。
・交換は比較的簡単に行えます。
◎オートライト
・自動で点灯消灯してくれます。
・ダイナモライトに比べると高価です。
(車輪ハブダイナモ費用+電源コード費用+ライトヘッド費用)
・ライト点灯時でも走りが軽いです。
・走行音が静かです。
早朝や夜間、暗いところは、必ずライトを点灯しましょう!