2025.10.06
自転車ライトの電源の種類
自転車ライトの電源はおおまかに4つのタイプがあります。
①USB充電式
②乾電池式
③ダイナモ式
④ハブダイナモ式
① USB充電式(リチウムイオン電池内蔵)
スマホと同じようにUSBケーブルで充電します。
✅ メリット
o 繰り返し充電でき経済的。
o 小型で明るいモデルが多い。
o 高出力(数百〜2000ルーメン以上)にも対応
ルーメンは光の量(光束)を表す単位です。
数値が大きいほど全体として明るく、広い範囲を照らす力につながります。
o モバイルバッテリーで充電可能。
❌ デメリット
o 充電忘れのリスク(充電に時間が必要)
o 電池(バッテリー)の劣化で性能低下します。
o 長距離ライドでは予備バッテリーが必要となります。
② 乾電池式(単三・単四電池など)
昔ながらの乾電池式。
✅ メリット
o 電池切れ時にすぐ交換できる(長距離旅行や非常時に安心)
o 初期コストが安価なモデルが多い
o 電池を抜いておけば長期間保存可能
❌ デメリット
o ランニングコストが高い(電池代)
o 高出力モデルは少ない(明るさに限界ある)
③ ダイナモ式(タイヤにローラーを当てる発電タイプ)
走行中の摩擦で発電しライトを点灯させる。
ママチャリによくあるタイプ。
✅ メリット
o 電池・充電不要、エコ。
o 電源切れの心配がない。
❌ デメリット
o 摩擦抵抗で走りが重くなる。
o 雨天時に滑って点灯しにくい場合がある。
o 光量が不安定。
④ ハブダイナモ式(前輪ハブ内蔵発電機)
車輪の中心部に組み込まれる発電装置のことです。
自転車が進むときに前輪が回転する力を利用して発電点灯。
最近のシティサイクルやスポーツ車に多い。
✅ メリット
o 走行抵抗が少なくペダリングが重くならなく発電可能。
o 常備点灯可能。
o メンテナンス不要、長寿命。
❌ デメリット
o 車輪ごとの交換が必要ため(初期導入コストが高い。)
o 自転車が少し重くなる(車両重量)
o 故障時に高額になる場合がある。
■光り方の種類
• 点灯(常時点灯):夜間路を照らし、道路、人物、自転車、車輌、および障害物等が視認できるようにする。
• 点滅(フラッシュ):相手に気づかせるために使用します、フロントライト(前照灯)として使用できません。
• デイライト:昼間でも目立つように設計された強い点滅ライト視認性が上がり事故防止になります。
■明るさの違い(ルーメン数)
ルーメン(lm)とは、光が人の視覚に対してどれだけ明るく感じられるかを示す指標です。
光源から発された光束の量を表す単位で、数値が大きいほど明るくなります。
• 100ルーメン前後:「自分の存在を知らせる用」街中や市街地など街灯がある場所をゆっくり走行する事ができます。
• 200〜500ルーメン:郊外や街灯が少ない場所の走行に適するので、もっとも需要がある明るさ。
• 800〜2000ルーメン以上:山道や真っ暗な道を走る本格ライダー向け。
約200ルーメンの明るさ
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